PS4版「ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション」感想・レビュー

概要

・PlayStationStore:ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション
カオスな惑星“パンドラ”を探索する『ボーダーランズ2』、そしてその月に降り立つ『ボーダーランズ プリシークエル』、2つの大ヒットFPS-RPGを楽しめる『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』。シリーズおなじみの CO-OP プレイやバリエーション無限大の武器、そして全てのダウンロード コンテンツを次世代機ならではのパフォーマンスで楽しめるぞ!

・ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション 日本発売記念トレーラー



感想・レビュー

※シリーズ初プレイ

良いところ

・アメコミ調のカートゥーングラフィックとゲームの軽いノリ、大人向けのブラックユーモア、ハイペースな戦闘がマッチしている
・中毒性の高いハクスラ要素
・ローカライズとボイスアクトが意外と良かった
(特に高木渉さん演じるClaptrapが素晴らしい)
・クセの強い登場人物
・クセの強すぎる個性的な武器
・Co-opプレイが楽しそう

悪いところ

・改善が必要なミニマップ
・やり直しの面倒な一部ボス戦
・長い距離を移動させられるサイドミッションにウンザリするかも
・マルチ向けのゲームデザインであり、完全なシングルプレイ向きというわけではない
・<プリシークエル>ハイペースな戦闘とふわっとした低重力アクションがイマイチ噛み合っていない
・<プリシークエル>グラインダーは一長一短



ミニプレイ日記

ボーダーランズ2

・クリアまでのプレイ時間は約42時間でした。
ちなみに本作には全てのDLCが同梱されています。
DLCのストーリーミッションは未プレイですが、全てを遊び尽くすならばすごいボリュームになりそう。

・クラスはサイコを選択しました。
近接攻撃のスキルが強力ですが…被弾前提の立ち回りになるため、ソロではあまりオススメできないですね。
他のクラスだともっとスムーズにクリアできたかも?

・ちなみに本作のオリジナル版はPS3/Xbox360/PCにて2012年に発売されています。
その年のゲームオブザイヤーにノミネートされたり、「今世代のコンソールでもっとも賞賛に値するゲーム体験の一つ」と評されたりと、批評家から大絶賛されたそうです。

ボーダーランズ プリシークエル

・クリアまでのプレイ時間は約30時間でした。

・キャラクターはNishaを選択しました。
射撃を強化するスキルが多く、瞬間火力がえげつないです。
割とスムーズにクリアできましたね。

・「プリシークエル」では「2」の前日譚を描いています。
ゲーム単体としての出来は決して悪くないですが、新たに導入されたシステムが上手くハマっていなかったり、ぶっ飛んだNPCが少なかったりと、「2」に比べるとオススメ度はぐっと下がってしまいますね…
簡潔に言うと「気合の入った実験作」という感じでしょうか。
面白いことは面白いですけどね。



まとめ

本作を簡単に言うと「テンションの高いFPS」という感じですね。
いくつかの欠点はあるものの、敵を撃ちまくってヒャッハー!してほしいというコンセプトと、それに応えるゲームシステムとの一体感が素晴らしいです。
ブラックユーモアと悪ノリのテイストが人を選びますが、多数の賞を受賞しているのも頷ける出来です。

ちなみにとあるブログでは本作について、夫婦や恋人と一緒に2人プレイするなら超オススメ!と紹介されています。(リンク:東京の片隅さん)
上でも書きましたが多かれ少なかれマルチ前提なゲームなのでやはりCo-opが盛り上がりそうです。
まぁ、私はソロでクリアしましたけど…(遠い目)







おまけ:PS4のスタンバイモードがなかなか便利

今さらな話題で恐縮ですが、PS4のスタンバイモードを使ってみました。

【参考】ぼっち通信発信所:PS4のスタンバイモードのメリットと消費電力等のデメリットを解説

いろいろなメリットがあるようですが、個人的には「都合の良いときにゲームを終了できる」ことが便利かなと感じました。
最近はオートセーブを実装しているゲームも多いですが、「ボーダーランズ」はひとつのチャプターが長いためキリの良いときにスパッと終われないときがあり、そんなときはスタンバイモードで終えるようにしています。