PS4版「バトルフィールド1」感想・レビュー

概要

・PlayStationStore:バトルフィールド 1
「バトルフィールド 1」で全面戦争の夜明けを体験せよ。激しい攻撃にさらされるフランスの都市で体験する緊迫感に満ちた市街戦から、イタリアアルプスの堅固な要塞をめぐる攻防戦、さらにはアラビアの砂漠での混沌に満ちた戦いまで、ケタ違いのスケールで展開する戦場を戦い抜け。革新的な武器や搭乗兵器を操って挑む、陸・海・空の戦い。地形までもが姿を変える破壊の嵐を前に戦術を適応させて勝利を目指せ。
息もつかせぬアドベンチャーが繰り広げられるキャンペーンと、最大64人対戦をサポートした壮大なマルチプレイヤーが見せる新たな大戦世界で、バトルフィールド史上最もダイナミックな戦いがプレイヤーを待ち受けている。

・バトルフィールド 1:正式発表トレーラー




感想・レビュー

※私のBF歴:PS3・PS4版「バトルフィールド4」、PS4版「バトルフィールド ハードライン」

良いところ

・目を見張るヴィジュアル
・壮大で感傷的なBGM
・新鮮な時代・舞台設定
・最高とまでは言えないがプレイする価値のあるキャンペーン
・BF4に比べ戦車と戦闘機が操縦しやすくなった
・シューティングメカニックの刷新と大幅な仕様変更は概ね良好
・武器ごと・兵科ごとの特色が出た&武器バランスがある程度改善
・出撃時の演出がカッコいい

悪いところ

・試合開始まで&退出までが長い
・メニュー画面がやたら重い
・無限ロードがたまに起こる
・調整が必要ないくつかの装備やマップ
・対ビークル/対騎兵がキツい



まとめ

キャンペーンは戦争映画そのものという感じで、約束事をきっちり取り入れた王道の作りです。
悪い意味でベタに感じるところもありますが、壮大なBGMが本当に素晴らしく、エンディングではジーンと余韻に浸らせてくれます。

マルチは過去シリーズとは方向性を若干変え、FPSというよりも戦争ゲーを作ろうとしたのかなと。
(これはキャンペーンにも言えることですが。)
スポーティさや競技性を抑え、良く言えばカジュアルに、悪く言えば少し大味になりましたが、戦場のカオスを追体験するゲームになり、BF4とはまた違った中毒性を感じました。


追記

2017年8月にBF1本編とプレミアムパスが同梱された「バトルフィールド 1 Revolution Edition」が発売されました。
通常版に比べお得なので、迷ったらこちらを買うのが間違いないかと。
【参考】EAA!!:全部入りBF1:『バトルフィールド 1 Revolution』の販売開始

バトルフィールド 1 Revolution Edition
エレクトロニック・アーツ (2017-08-22)
売り上げランキング: 402





プレイ日記

・今作のざっくりした感想:
今作の特徴・仕様変更として、
入れる建物が増えた/射撃してもマップに映らない/スポットが弱体化した、
という点が挙げられます。
どのFPSでもクリアリングは大切ですが、本作では建物をひとつひとつ丁寧にクリアリングし、地道に戦線を上げるようなプレイングを想定しているように感じました。
また建物を使って敵を迎撃するのが有効な場面が多いかなと。
(適度な障害物が減り、建物籠もりの傾向が強すぎる気もしますが…)


・セミオートライフルが強化:
BF4のDMRに比べ弾速・ダメージが全体的に上方修正された気がします。
個人的には「Selbstlader M1916」が強く感じました。
意外と縦反動が大きいので、中距離以降はあまり連射せず「トーントーントーン」ぐらいのリズムで撃つと良いと思います。


・突撃兵:
狭いマップや建物が多いマップでは突撃兵を使っています。
BF4よりもサブマシンガンの腰だめ精度が良くなっている気がして、腰だめぶっぱでも十分戦えますね。
「Automatico M1918」は塹壕仕様にすると腰だめが非常に強いです。
…というかAutomaticoは反動がキツく感じるのでほぼ腰だめ専用で使っています。
ガスマスクを付けてそこそこ戦えるのも突撃兵の強みですね。
ガジェットの「対戦車ロケットガン」は伏せて使うと逃げにくくなるため、建物の窓からのヒット&アウェイが良い気がします。
自分と戦車の間にカバーできる障害物があると良いと思います。


・看護兵:
上に書いたようにそこそこ広いマップなら「Selbstlader M1916」を使っています。
マークスマン仕様にするとスコープが付きますが、倍率が高いと反動を強く感じるため低めの倍率にするか、あるいは初期仕様が意外と使いやすいような。
あと狭めのマップなら「Autoloading 8.25(拡張)」が強いです。
近距離胴体3発キル・縦反動が小さめ・自動小銃の中では一番レートが高いという特徴があり、出会い頭でもそこそこ撃ち勝てます。
中距離だと威力減衰が大きいのでちょっと厳しいですが…
看護兵に関してはスポットボタンで味方に包帯ポーチを投げられるようになったのも良い変更だと思います。
今のところ一番安定して戦える兵科かも。


・偵察兵:
とりあえず初期武器の「SMLE MKⅢ」を使っています。
中距離が強いらしく、「スパーン!」と撃ち抜いたときは本当に気持ち良いですね!
マルチでは「Russian 1895」を使っている人をよく見かけます。
ガジェットではスポッティングフレアが強力ですね。


・サブウェポン:Mle 1903
低反動でそこそこレートも速いため、建物の中など狭い場所では意外と戦えます。
しかしリロード速度が微妙に遅く、撃ち切った後何もできないままやられることも多いですが…まぁ最後に一人差し違えるぐらいなら大分頼りになります。



おまけ①:設定・オプション、その他小ネタ

・本作では操作方法など多数のオプションを変更できるようになっています。

【参考】EAA!! - FPS News:BF1: 「プレイしやすくなった」との声多数、柔軟過ぎるオプション項目の“おすすめ設定” (PS4)

私はこの記事を参考に、以下のように変更しました。
(あくまでもオプション設定のひとつの参考として…)
武器被写界深度 (DOF)→オフ
飛行時の上下操作を反転→オン
スティック感度 (兵士)→50%
ミニマップサイズ→130%
統一照準 (兵士)→オン
係数→50%

・サウンド設定:
本作のサウンドプリセットでは「ヘッドフォン」・「Logicool Pro-G ヘッドセット」・「小型/中型/大型スピーカー」・「WAR TAPES」から選択できます。
ちなみに「WAR TAPES」とは音を激しく表現する設定らしく、とあるサイトではヘッドセットを使う場合は「WAR TAPES」が推奨されていました。
ただ…私は一般的なヘッドホンを使用していますが、「WAR TAPES」にすると返って敵の足音が聞こえにくくなる気がしたので、結局「ヘッドフォン」のサウンドプリセットを使っています。
【参考】
・IT用語辞典:プリセットとは
プリセットとは、設定値などを前もって調整すること。 また、前もって調整された設置値や、その組み合わせ。
・銃声とトランプと時々テトリミノ、それと心理学:PS4版BF1のおすすめサウンド設定はWAR TAPESだっ!


・役立つサイト → Battlefield 1 Stats
現在BF1をプレイしている人数を機種別に確認できます。
過去24時間以内でピーク時のプレイヤー数も確認できます。



おまけ②:モンスターエナジーとのキャンペーンについて

【参考】ファミ通:抽選でPS4&『BF1』が当たる“モンスターエナジー×バトルフィールド 1”キャンペーンが開催中

モンスターエナジーによる、「バトルフィールド 1」とのコラボレーションキャンペーンが開催されています。
期間は2016年11月1日~12月26日で、キャンペーンシールの付いた対象のモンスターエナジードリンクを購入し、キャンペーンウェブサイトにてシリアルコード1枚につきバトルパック1個を入手できるというものです。


…ということで、コンビニで1本購入してみました。
(たまにシリアルコードが貼られていないものがあるのでご注意ください)

飲んだ感想としてはすごく効き目のありそうなオロ○ミンCのような感じで、思ったより量が多かったです。
「元気の前借」とも言われているようですが、たまに飲むぐらいなら良いんじゃないでしょうか。

ちなみに本作のバトルパックでは「武器スキン(迷彩)」、「格闘武器ピース」、「分隊XPブースト」が入手できるようです。
【参考】Battlefield1 攻略 BF1 Wiki:バトルパック



おまけ③