今年から新しいサラリーキャップのルールに変わったそうな。
簡単に言うと、
今まではサラリーキャップを超えても罰金を払えばOKだったのが、
今年からは超過の程度に応じて例外契約が使えなくなるらしい。
要するに金に物を言わせて選手をかき集めることに歯止めを掛けて、マネーゲームの阻止とリーグの均衡化を目指しているのではないかと。
噂ではウォリアーズが4度目の優勝を果たしたとき、罰金をたくさん払っていたため、このような仕組みを検討し始めた、とも言われているが、優勝を成し遂げたウォリアーズの選手たち、カーHCの統率力、前GMの手腕は凄いと思う。
まぁダンリービー現GMはそのツケを現在精算しているとも言えるが…
現状高給取りが3人以上のチームがやりくりに苦戦し補強が進んでいない傾向があるようだ。
・サンズ:KD、ビール、ブッカー
・ヒート:バトラー、アデハヨ、ヒーロー
・ナゲッツ:ヨキッチ、マレー、MPJ
結局KCPはマジックに移籍
・ウォリアーズ:カリー、グリーン、ウィギンズ
トンプソンはマブスに移籍
反対にセルティックスはペナルティを覚悟の上でコアメンバーに大金を払い、王朝を築こうという強い意志を感じる。
(ホワイトとなかなかの金額で再契約、テイタムとは史上最高額で再契約)
シクスターズはFAを上手く調整し、マキシーの契約延長&ジョージを獲得した。さすがの辣腕GMである。
これからはどのようなチーム編成がトレンドになるのだろうか。
スーパースターを集めることが難しくなったため、若手選手の価値が上がりそう。
・指名権の価値が上がる
・活躍した若手選手と1〜2年の短期契約ではなく、3〜4年の長期契約(金額はそこそこ)を結び、選手をキープしておく
個人的には2003年のピストンズのような、スーパースターに頼らず、全員がディフェンシブなバランスアタックのチームがまた見たい(懐古厨)。