映画「一度死んでみた」感想

あらすじ

一度死んでみた - 作品 - Yahoo!映画
製薬会社の社長を務める父の計(堤真一)と一緒に暮らす大学生の七瀬(広瀬すず)は、研究に打ち込むあまり母の死に際にも現れなかった仕事人間で口うるさい父が嫌でたまらず、顔を見るたびに死んでくれと毒づいていた。ある日計は、一度死んで2日後に生き返る薬を飲んだためにお化けになってしまう。何も知らずに動揺する七瀬は、遺言により社長を継ぐことになり、計の会社に勤める松岡(吉沢亮)から真相と聞かされる。
・映画『一度死んでみた』予告(60秒) 2020年3月20日(金)全国ロードショー


感想

・広瀬すずが芸達者。
しんみりしたドラマ部分はもちろん、アクションと歌が意外と良かった。
(コミカルな演技は…可もなく不可もなくな感じ)

・吉沢亮も良かった。
コメディの才能を感じたので、笑いの見せ場がもっとあっても良かったかも。

・堤真一&リリー・フランキーのコンビは安定感抜群。

・ドタバタの序盤→しんみりの中盤→伏線回収の終盤、と構成が意外と良かった。

・ストレートでわかりやすい伏線回収。

・ストレートでわかりやすい作品のテーマ。

△序盤のオーバーリアクションがちょっとしつこくて、冷めるときがある。
もっと自然なリアクションで良かったかも。

△木村多江さんは落ち着いたキャラクターの方が良かったかも。

まとめ

正直それほど期待はしておらず、予告の通りノリと勢いで押し切る映画かな…と思いきや、中盤以降の怒涛の伏線回収としんみりしたドラマが意外と良かったです。
頭空っぽでわかりやすく楽しめるタイプの映画ですね。